2024年6月、ソフトバンクはアメリカののPerplexity（パープレキシティ）社との戦略的提携を発表しました。
この提携により、ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMOのユーザーは、革新的なAI検索エンジン「Perplexity Pro」を1年間無料で利用できるようになりました。
Perplexityとは
Perplexityは、従来の検索エンジンとは一線を画す「アンサーエンジン」として知られています。このAIは、ユーザーの質問に対して、関連する情報を収集・分析し、自然言語で分かりやすい回答を提供してくれるというものです。
Perplexityの特徴
1. AIによる自然言語での回答
2. 信頼性の高い情報源からの検索結果
3. インタラクティブな対話形式
4. 無料版と有料版（Pro Plan）の提供
ブログを書いたり、Kindle本を執筆するのにきちんとソースを提示してくれるので、ファクトチェックがとてもやりやすくなりました。
Perplexityご本人にどのように参照するソースを選択しているのかを聞いてみました。
Perplexityのソース選択プロセスについては、以下のような特徴があります:
1. 幅広い情報源の活用:
Perplexityは、学術論文や専門サイトだけでなく、ニュースサイト、ブログ、SNSなど多様な情報源を参照します。これにより、特定の権威あるサイトに偏ることなく、幅広い視点からの情報を提供しています。
2. リアルタイム性の重視:
最新の情報を重視し、常に更新されるインターネット上のデータを活用しています。これにより、最新のニュースや統計データなどにも対応できます。
3. 関連性の判断:
質問内容に応じて、AIが関連性の高い情報源を選択していると考えられます。必ずしも権威性だけでなく、質問に対する適合性も重要な基準になっているでしょう。
4. ユーザーによる検証:
Perplexityは情報源を明示することで、ユーザー自身が情報の信頼性を確認できるようにしています。これにより、権威性の低いソースが含まれていても、ユーザーが判断して取捨選択できる仕組みになっています。
5. 検索範囲の選択機能:
ユーザーが「Academic」などの検索範囲を選択することで、より専門的な情報源に絞ることも可能です。
Perplexityは、権威性だけでなく、多様性、最新性、関連性などを総合的に考慮してソースを選択していると推測されます。ただし、具体的なアルゴリズムは公開されていないため、詳細は不明です。重要な決定を行う際は、Perplexityの回答だけでなく、他の情報源も確認することが賢明でしょう。
確かに個人のブログなども提示されている場合があるので、その情報自体を鵜呑みにしてしまうのはちょっと心配ではありますね。
ソフトバンクに乗り換えるメリット
1年間の無料トライアル: ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMOのユーザーは、通常月額2,950円〜のPerplexity Proを1年間無料で利用できます。
月額990円のLINEMOミニプランでも利用できるようです。
ただし、
・ミニプラン: 新規受付終了
・ベストプラン: 新規受付可能（2024年7月下旬以降提供開始）
ベストプラン: 3GB以下は990円/月、3GB超〜10GBは2,090円/月の2段階制
サブとして3GB以下で使うならミニプランと同額ですね。
ソフトバンクユーザー向け無料トライアル
1. 対象ユーザー: ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMOの3ブランドのユーザーが対象。
2. キャンペーン期間: 2024年6月19日から2025年6月18日までの1年間。
3. 申し込み方法: ソフトバンクの特設サイトからアクセスし、必要事項を入力して登録。
無料版との違い
無料版
1.会員登録なしでの利用: 基本的な検索機能は会員登録不要で使えます。
2.Pro Search機能の活用: 無料版でも1日5回までPro Searchを利用できます。
3.複雑な質問の活用: AIが詳細な説明を提供するため、複雑な概念の理解に役立ちます。
4.レポート作成の補助: 得られた回答は、基礎情報としてほぼそのまま使えるレベルです。
Pro版
1.Pro Searchの無制限利用: 1日300回のPro Search利用が可能です。
2.最新AIモデルの利用: GPT-4 TurboやClaude 3 Opusなどの最新モデルが使えます。
3.検索機能のカスタマイズ: 検索機能をオフにして、純粋なAIチャットとしても利用できます。
4.画像生成機能: プレゼン資料作成時に、その場で画像を生成できます。
お得な情報
・紹介コードの活用: 特定のリンクから登録すると、10ドルの割引が受けられます。
・他社AIサービスの代替: ChatGPTやClaude 3などを個別に契約するよりも、Perplexity一本に絞ることでコストを抑えられます。
Perplexityは、情報収集や要約タスクが中心の場合、特に有用ですね。
ChatGPTやClaude 3、Perplexity（「パープレ」の愛称）を使い分けているので、1本化するのもいいかなと思っています。
ソフトバンクユーザーは1年間の無料トライアルを最大限に活用し、AIを活用した新しい検索体験を試してみることをおすすめします。
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